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横須賀のごみ処理はスマートか、セクシーか。ロックな目線で考える。

令和2年(2020)3月から稼動を始めた横須賀市のごみ処理施設。その名もエコミル。

横須賀ごみ処理施設「エコミル」|横須賀市

最新の焼却炉でゴミをガンガン燃やして発電もしちゃう。
発電能力は3機合わせて、6,600kW。
……って言われてもピンと来ないけど。
太陽光発電だと50kWで600㎡(180坪)くらいの広さが必要みたいなんで。6,600kW発電するには23,760坪。東京ドーム1.6個分の広さの太陽光発電に匹敵する。……との計算になりますな。

ゴミを燃やしてこんなに発電できるんですよ。スゴイ。

ゴミは燃やす!

高温でガンガン燃やすので、食べ終わったお弁当のプラケースも、そのまま燃えるゴミに出してオッケー。ガンガン燃やして発電する。ポテチの袋なんかは、生ゴミ入れて燃えるゴミの日に。
……って、スマートじゃないですか。いいぞ横須賀。セクシーなゴミ処理とはこういうことを言うのである。

と思っていたら、ダメなんだって。
ここ1年、汚れたプラごみはそのまま「燃せるゴミ」に出していたんだけど。先日急に持っていってくれなくなった。

市役所に問い合わせると、「プラ」と書いてある包装プラは、洗ってから容器包装プラスチックの日に出すように、と。
なぜなら、包装プラは “リサイクルすることになっているから” 、と。
歯磨きのチューブも洗ってだせ、と。みんなそんなことしてんのか?

生ゴミは腐るので週2回回収日がある。
対して、容器包装プラスチックの回収は週に1回。なので、汚れたプラごみは、やっぱり洗わないと、臭くなっちゃうしな。
と、こちらの都合としても、いちいち洗ってから捨ててます。
無駄だよなぁ。
2人暮らしでも、週一の回収だと45ℓのポリ袋一杯になっちゃうんだよなぁ。
容器包装プラを全部回収するなら、こちらも2回/週にしていただきたい。

石油枯渇問題

リサイクルと環境問題は別次元のお話で。
環境問題も、大気汚染地球温暖化はチト違う。
3つの異なる問題がごっちゃになっている今日この頃の報道だ。

まずはリサイクル。

Tower of Power feat. Stefanie Heinzmann: Only so much Oil in the Ground (live)

こちら、アメリカ西海岸で鳴らしたTower of Power、1975年のヒット曲「Only so much Oil in the Ground」。
「石油はやがて枯渇する」と声高らかに唸っているわけです。
1973年に第4次中東戦争が勃発し、石油が不足するという報道からトイレットペーパーが買い占められるという不思議な現象が起きたわけだけど。
そこから「リサイクル」運動が盛んになった。
石油はやがて枯渇するからリサイクルして大事につかいましょうということですな。

ところがこの後、石油は十分にあるんじゃない? と気付きだし。天然ガスやシェールガスも利用するようになり、「Enough Oil in the Ground」になったところで、2008年に『不都合な真実』が出版され、石油枯渇問題は一気に地球温暖化問題にすり替わる。いつの間にかと言った方がいいか。
石油枯渇と地球温暖化は、全く違う問題ですから。

上の動画はオリジナルではなく、Stefanie Heinzmannをフューチャーした2009年のステージなんですけどね。
Stefanieは1989年生まれのスイス人なんで、石油ショックの頃は生まれてませんな。でも謳うんだ、石油はすぐにも枯渇する、と。

大気汚染問題

大気汚染石油枯渇とはまた別の問題で、こちらはもっと歴史が古い。

石炭や石油を燃やすことで出る、煤煙やら硫黄酸化物、窒素酸化物といった有害な物質による大気汚染が問題になるのは、1960年代から70年代初頭にかけて。
日本でも、四日市ぜんそくとかありましたね。光化学スモックが問題になったのが70年代初頭から。

その後、日本では大気汚染防止法ができ、工場はもちろん車の排ガス規制やらなんやらと対策は進み、最新の火力発電所やごみ焼却施設からは有害物質の放出はほぼゼロ。このあたりの日本の技術はすごいらしい。

そもそも、プラスチックは燃やしても有害物質は出ない。
プラスチックは炭素(C)と水素(H)の重合体なので。燃やすと水と二酸化炭素になる。
二酸化炭素は有害物質ではないですから。ソーダ水の泡は二酸化炭素だし。膨張式のライフジャケットを膨らませるガス──炭酸ガスって、二酸化炭素のことですから。

と、大気汚染問題、石油枯渇問題がほぼ解決してきたところで、2008年の『不都合な真実』になるわけですよ。

地球温暖化問題

さて、
「地球は温暖化しており、二酸化炭素の排出をゼロにしないと大変なことになる」のか?
個人的にはかなり懐疑的なんですけど。
IPCCが2014年に出した第5次評価報告書では、1880年から2012年で、世界平均気温は0.85℃上昇しているという。

世界平均気温って、どうやって調べるのか? 赤道直下の常夏の国から南極まで。海面上と陸上の、それも標高が変われば気温も段違い。それぞれ、1日の中で最低気温と最高気温を足して2で割る? いやいや、それじゃだめでしょ。で、世界の地点の “年間” 平均気温を出すの、今でも大変そう。それを、1880年の世界平均気温って。1880年って明治13年ですよ。その時代に、世界中のあらゆる場所の1年間の平均気温ってとうやって求めたの? 
となると、0.85℃なんて誤差の範囲では? と言いたい。

地球の大気は、78%が窒素。21%が酸素。で、二酸化炭素は体積比で0.032%しかないのですと。3%じゃないですよ。0.032%ですよ。
そのうち、人類の生産活動で排出する二酸化炭素はいったい何%あるのか?
それが増減して、どうなるのか?

って話なのですが、
IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:国連気候変動に関する政府間パネル)では、
地球温暖化については「疑う余地がない」とし、
その原因は、「人間活動が20世紀半ば以降に観測された温暖化の支配的な要因であった可能性が極めて高い(可能性95%以上)」
と結論付けており、ここは「議論の余地が無い」として議論させてももらえない。

IPCCとは? | IPCC 第5次評価報告書 特設ページ

ということで、日本にも全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA: Japan Center for Climate Change Actions)ができており、温暖化防止活動を推進しているわけ。地球温暖化防止のために二酸化炭素の排出をゼロにする活動ですね。

これは、もう一回言いますけど、先に挙げた「石油枯渇問題」「大気汚染問題」とは別の話ですから。

最近はここに「マイクロ・プラスチックの海洋汚染問題」も出てきてます。
これは「地球温暖化問題」とはまた別の問題なんだけど、「環境問題」として一緒くたになっちゃーいませんか?

で、レジ袋有料化とか。バイオプラスチックや生分解性プラスチックなら無料で良いとか。
路上のゴミを減らすために、ゴミ箱撤去してみたり。
あれ? なんでだっけ? てな話になっちゃーいませんか?

んで、冒頭の、
せっかく高性能の最新型ごみ焼却発電施設を造ったのに、容器包装プラはリサイクルに回し。
回収した容器包装プラはまとめて圧縮し、リサイクル施設に再送し、燃料に加工する。で、結局は燃やす。
というリサイクルのためのリサイクルをしていることになるわけで。


冒頭の、「Only so much Oil in the Ground」(Tower of Power)の翌1976年にリリースされたのが、イーグルスの「Life in the Fast Lane」。

アクセル全開で追い越し車線をぶっ飛ばす人生。ロックな人生だなぁ。

Joe Walsh and Billy Gibbons – Life in the Fast Lane

こちら、アクセル全開系のZZ TopのBilly Gibbonsをフューチャーしてのステージですが。
いやまてよ、この曲、無鉄砲な人生を自虐的に歌っているのか?
薬物乱用はまた全く別のお話で……。

アクセル全開はやっぱこっちか。
Deep Purpleの「Highway Star」を日本のムラサキによるカバーで。

~紫~ Deep Purple(ディープパープル) Highway Star(ハイウェスター) 「在沖米軍基地キャンプキンザーフェス」

ロックだ。
沖縄の米軍基地でもフェスやってるじゃん。


そうそう、木や紙、植物由来のバイオプラスチックは二酸化炭素を吸収してできたものなので、燃やして二酸化炭素が出ても、プラマイゼロ、なんだって。

うーむ、なんか計算合あわないよなぁ。合うか?
二酸化炭素を吸収してたものを刈り取ってプラ製品にして燃やしたら。プラマイゼロどころか、二酸化炭素を吸収しなくなったうえに二酸化炭素を出しちゃうんだから、負荷は倍じゃね?

で、包装プラを燃やしても、有毒ガスは出ませんから。発電もできますから。

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