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3回目の緊急事態宣言下で、ヨットレースは開催して良いのか?

— 2021/05/09 緊急事態延長につき、追記しました →こちら

3回目の緊急事態宣言下のゴールデンウイーク。ヨットレースは開催して良いのか?
改めて考えてみたい。  (2021/05/05記)

3回目の緊急事態宣言

内閣官房から3回目となる緊急事態宣言が発出されたのが、令和3年(2021)4月23日。

4/25-5/11 東京都、京都府、大阪府、兵庫県 に。

まん延防止重点措置が、
4/05-5/11 宮城県
4/12-5/11 沖縄県
4/20-5/11 埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県
4/25-5/11 愛媛件
に発出。

ということで、5/5現在、相模湾のある神奈川県には緊急事態宣言は出ていない。まん延防止重点措置のみ。
まん延防止重点措置は、県内の市区町村にかかわる措置で。神奈川県では、
4/20-5/11 横浜市、川崎市、相模原市
4/28から、鎌倉市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市を追加

となっていて、
マリーナのある、逗子市、葉山町、横須賀市、三浦市はまん延防止重点措置にも入っていない。

じゃあ、何をしてはいけないのか、何はしてもいいのか。
というと、こちら。

特措法に基づく緊急事態措置に係る神奈川県実施方針

神奈川県のページなのでこれが正式版なんだろうけど、なんとも良く分からんス。
措置区域として、上記の9市が挙げられているけれど、

「3 措置区域、その他区域で実施する措置の内容」

(1) 県民の外出自粛等
県民に対し、人の移動と、人と人との接触機会の抑制を図るため、法第24条第9項に基づき、生活に必要な場合(※)を除く、日中を含めた外出の自粛、生活に必要な場合を除く都道府県をまたぐ移動の自粛、混雑している場所や時間を避けて行動すること、感染対策が徹底されていない飲食店等の利用自粛について、協力を要請する。

※生活に必要な場合の例
医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な出勤・通学、自宅近隣における屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要なもの

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/covid19/jiltushihoushin.html

とあって、措置区域のみならず、神奈川県全県で「外出自粛」。
それは分かったけど、だったら、さらに「都道府県をまたぐ移動の自粛」が続くのは、どういう意味なんだろう? 外出すること自体がダメなら、都道府県をまたぐ移動も無いわけで。

生活に必要な場合を除き日中を含めた外出の自粛。加えて、通勤通学でも都道府県をまたぐ移動は自粛。

ならわかるけど。

飲食店は、営業時間が短縮されてはいるものの、営業は可。

ア 飲食店等への要請
食品衛生法に基づく飲食店営業・喫茶店営業の許可を受けた飲食店(居酒屋含む)、喫茶店等(宅配・テークアウトサービスは除く。)(「別表1」に定める施設、以下「飲食店等」という。)に対し、次のとおり要請する。

「措置区域」
営業時間の短縮(法第31条の6第1項)
営業時間は5時から20時まで
(酒類の提供は11時から19時まで)
(但し、4月28日からは終日停止)

「その他区域」
営業時間の短縮(法第24条第9項)
営業時間は5時から21時まで
(酒類の提供は11時から20時まで)
(但し、4月28日からは、提供本数制限や
提供時間の制限など実情に応じた対応)

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/covid19/jiltushihoushin.html

まあ、自炊できない人もいるだろうから、外食というのも生活の一部とも言えるわけで。
なら、上記、「※生活に必要な場合の例」「外食」も含めて記述するべき。

と、こう見ていくと、当然、
ヨットレースの開催は自粛対象でしょ。
生活に必要な外出じゃないんだから。

Jリーグやプロ野球は、無観客で開催しているもよう。
観客は外出自粛なんだから観戦には行けないわけで。
でも、
選手の方はプロなんで、仕事としてのプレーはオッケー。
ということで納得できる。

しかし、ヨットレースの方は、元々無観客なんだけど参加艇側にとってヨットレースへの出場は「生活に必要」なものではないわけで。となると外出自粛の対象でしょ。
参加を募るレースイベントの開催はけしからんことになる。

と、思ったんだけど、外出自粛とある先のページ、「神奈川県実施方針」ではその下に、

ウ イベントの開催制限
イベント主催者等に対し、法第24条第9項に基づき、イベントの開催は、次の規模要件に沿った開催を要請する。なお、この制限は新規販売分に適用し、既存販売分には適用しない。
あわせて、時短営業や、参加者に対するイベント前後の会食自粛の周知について働きかけを行う。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/covid19/jiltushihoushin.html

とあり、5,000人を上限に、イベントをやっても良いもよう。
コンサートや演劇を見に行くのは、「生活に必要な場合を除く外出」だから「(1) 県民の外出自粛等」に掲げる自粛対象になりそうなもんだけど。

何は良くて何がダメなのか。わからん。さっぱりわからん。

ちなみに、
昨年の今頃は……

緊急事態宣言 1回目の状況

緊急事態宣言 1回目の状況|新型コロナ|NHK
【NHK】緊急事態宣言は2020年3月13日に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく措置です。

平成2年(2020)3月13日に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく措置として、
第1回の緊急事態宣言は、
4/7 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に、

4/16 全国に拡大
内13の都道府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡 + 北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都)を「特定警戒都道府県」に指定

と、全国規模のものだったんですよ。
内容は、
生活の維持に必要な場合を除いて、外出の自粛をはじめ、感染の防止に必要な協力を要請する
というもので、
自粛(自ら進んで慎むこと)を要請(願い求めること)するってのは、なかなかな言い回しだけど、実際に外出は必要最小限に抑えていたと思う。
ヨットレースはみごとに全部が中止だった。

今思い出すと、緊迫感あったよなぁ。
買い溜めとかあったし。物流が止まっちゃうんじゃないか、とか。
第3回の緊急事態宣言では、買い溜めすら起きてないもんなぁ。

そのおかげで、
5/14 39県で解除
(北海道・東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫)を除く
5/21 大阪・京都・兵庫 解除
5/25 東京・神奈川・埼玉・千葉・北海道 も解除で、全国解除

となったわけ。
ああ、定額給付金とか、持続化給付金とか、あったなぁ。

第2回緊急事態宣言

夏に再び感染再拡大するものの、なんとなく落ち着き、ヨットレースも再開。
GOTOトラベルやGOTOイートで、ワタクシも旅行に行きましたよ。GOTO使って出張もしたなぁ。宿泊にGOTOイートが付いてて、良かったよねぇ。

で、年末に感染拡大し、第2回めの緊急事態宣言となり。
この頃から、もう対策がグダグダになってきてた。

1/8-2/7 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県 の1都3県からで。
そもそも、年末年始の休みが明けてからの緊急事態宣言というのもナゾ。ああ、帰省はするなとか言ってたか。だったら年末のうちに “緊急” とすれば良さそうなもんなのに。
内容も、このときから何故が時間制限が入り、
不要不急の外出や移動自粛の要請(特に、20時以降の外出自粛の徹底)
というもので、このあたりから、意味が分からなくなってくる。
20時以降は徹底ってことは、20時までは不要不急の外出でもまあまあ良いか。みたいな?

1/13からは11都府県に拡大され。
期間も延長され3/7までになるも、6府県(愛知、岐阜、大阪、兵庫、京都、福岡)では2/28に早めて解除される。逆に、1都3県は3/21まで2週間延長。

緊急事態宣言、21日まで再延長へ 政府が諮問
政府は5日、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に発令している緊急事態宣言を延長する方針を決めた。7日までの期限を21日まで2週間延ばす。新型コロナウイルスの感染拡大で病床の逼迫状況の改善が不十分だと判断した。1月7日に発令を決定してから2回目の延長となる。西村康稔経済財政・再生相は5日午前の基本的対処方針等諮問委員会で...

3/21になっても治まりきらなかったんだけど、なんかこの頃は「緊急事態宣言の効果が無くなってきた」とか、「宣言の限界」、なんて感じでこれ以上やっててもしょうがないから解除。って感じじゃなかったっけ?

で、解除後もPCR検査の陽性者数はジワジワ上がり、4/23に第3回の緊急事態宣言となった。
で、この記事冒頭に続くんだけど、「宣言の限界」と言ってたのを忘れたのか?
いやいや、ほんとにどうしたらいいのか、分かりません。

ということで、
この時期ヨットレースはやるべきか否か?
分かりません。  (ここまで2021/05/05記)

第3回 緊急事態宣言延長  2021/05/09 追記

というところで、緊急事態宣言延長になったので追記します。

5月7日
5/11までだった緊急事態宣言は、5/31まで延長された。
地域も、大阪、兵庫、京都、東京に加えて、愛知、福岡を追加。
まん延防止措置も、神奈川、埼玉、千葉、愛媛、沖縄に加えて、北海度、岐阜、三重が追加された。
逆に、宮城は5/11で解除。
となった。

神奈川県は、まん延防止等重点措置の対象地域を、横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、伊勢原市、葉山町、寒川町に拡大。5/12(水)からの適用となる。

知事メッセージ(令和3年5月8日)
神奈川「まん延防止」延長 横須賀や藤沢など対象に
神奈川県は7日、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の期限が当初予定していた11日から31日へと延長となることを踏まえ、措置区域を再び拡大することを決めた。横須賀市、藤沢市など新たに8市町を対象とし、現在の措置区域と同様、終日の酒類提供停止や飲食店などへの午後8時までの時短営業を要請する。7日、県が新型コロ...

で結局……どうすれば良いんだっけ?

令和3年(2021)5月8日付けの知事メッセージでは、

(事業者の皆さんへ)

〇これまで、9市を対象としていた、まん延防止等重点措置を行う区域(措置区域)に、5月12日から、横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、伊勢原市、葉山町、寒川町の6市2町を新たに加えます。

〇これら措置区域内の飲食店には、重点措置期間中、20時までの時短営業と、酒類・カラオケ設備の提供の終日停止を要請します。また、客による酒類の持ち込みは禁止します。その他区域の飲食店には、21時までの時短営業と、カラオケ設備の提供の終日停止を要請します。酒類の提供については、本数の制限や、時間制など、店舗の実情にあった対応をお願いします。

〇時短要請に応じていただいた飲食店には、協力金を支給します。その際、措置区域においては、酒類の提供停止、その他区域においては、酒類の提供を20時までとしていただく必要があり、また、措置区域内外を問わず、カラオケ設備の提供停止、感染防止対策取組書の掲示、マスク飲食の推奨を支給要件とします。

〇県はマスク飲食実施店認証制度を立ち上げ、飲食店の感染防止対策を支援しています。マスク飲食をはじめ、アクリル板の設置などの感染防止対策の徹底をお願いします。

〇措置区域内における1,000平米を超える大規模な集客施設においては、20時までの営業時間の短縮を要請します。要請に応じていただいた施設には、協力金を支給します。

〇また、県内全ての集客施設においては、施設内外で混雑が生じないよう、入場制限など、入場整理の徹底をお願いします。

〇引き続き、在宅勤務の徹底を図るとともに、従業員に対する会食の自粛や不要不急の外出自粛等の周知をお願いします。

(県民の皆さんへ)

〇生活に必要な場合を除いて、外出や県境を跨ぐ移動は、引き続き自粛をお願いします。

〇感染防止対策取組書の掲示がない店の利用や、時短要請をしている時間以降に、飲食店を利用することは避けてください。外食する際は、昼夜を問わず、マスク飲食の徹底をお願いします。

〇路上などでの飲酒、いわゆる路上飲みや、家族以外の方とのホームパーティーなどは、絶対にやめてください。

〇発熱等の症状が見られる場合には、職場への出勤、学校への登校やクラブ活動等の参加は、やめてください。

〇現在、県内でも変異株による感染者が増加しています。変異株は感染力が非常に強く、若年層でも重症化リスクが高い可能性が指摘されていますので、少人数だから、屋外だから、若いから大丈夫という考えは厳禁です。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/covid19/210508_message.html

とあります。
ひらたく言うと、

措置区域内は、
酒・カラオケは終日禁止で、営業は20時まで。
ってことは、20時までなら食事はオッケー。 “食べる” は、生活に必要な行動だから。ってことか。

区域外なら、
カラオケはダメだけど、酒はオッケー。営業は21時まで。夜更かしは生活に必要な行動じゃないってことか。

措置区域内の、
1,000平米を超える大規模な集客施設の営業は、20時まで。
それ以外は、入場整理の徹底。

入場整理の徹底ってなんだろう?

これとは別に、生活に必要な場合を除いて、外出や県境を跨ぐ移動は自粛、とあるので、生活に必要でもない目的での来場者の入場を制限する、と捉えていいのか?
床屋は良いけど、パーマはダメ、とか? 生活に必須の衣料品は良いけど、おしゃれ着のショッピングはダメ、とか?

路上飲みや、家族以外とのホームパーティーは、──自粛じゃなくて、「絶対にやめろ」だから、罰則こそ無いけど禁止ということですな。

通勤/通学や部活は “生活に必要な場合” に入っているもよう。


ここから、ヨットはどうなのかと考えると。
外洋艇に同居家族と乗る、船中泊する、 は、オッケーでしょうね。

でも、
外洋艇に同居家族以外を招く は、家族以外とのホームパーティーと同じだから「絶対にやめてください」のケースになりますかね。 自粛の要請より強い表現。

外洋艇でのヨットレースも、同居家族だけで乗るなら良いけど、同居家族以外と乗るならダメか。レース中のデッキ上は、路上飲みでカラオケやっているみたいなもんだから。
「少人数だから、屋外だから、若いから大丈夫という考えは厳禁です。」のケースかと。厳禁だから、禁止の上。 “大丈夫” と考えること自体を厳に禁止する、と。

いやいや、ヨットレースは部活と同じようなものと考えると、生活に必要な場合に入るのか?
部活で感染拡大しているケースが結構あるのに。なんで部活はオッケーなんだろう?

死亡例は80代以上が65%。70代以上が23.6%。と、70代以上だけで88%。(と、上武大学田中秀臣教授がラジオで言ってた)60代の7.4%入れると、死亡例は60代以上だけで96%ですよ。
若い人ならめったなことでは死なないということ。ゼロじゃないけど、若い人にとっては交通事故のリスクと同じくらいか。
政府も、「ちょっと寝てれば直るんだから、良いじゃん。」と、思っているのかも。
厚労省の人達も飲み会やってたみたいだし。

いやいや待てよ、ヨットは若い人ばかりとは限らないからなぁ。

等々考えると、
レースを開催するか否か、というより、参加するかしないかという参加艇側の話なのか。
スタートするかしないかは参加艇の自己責任で、レースは開催して良い、と。

ちなみに、日本セーリング連盟(JSAF)が2020/6/10に出した大会開催のガイドラインは、こちら

ヨット-日本セーリング連盟 JAPAN SAILING FEDERATION(JSAF) | 大会・競技会再開のガイド
JSAF公益財団法人日本セーリング連盟は、ヨットやセーリングスポーツを代表する機関。 各国のセーリング連盟と共にヨットレースの主催、指導・審判・計測員の育成、 安全に関する調査や研究、ヨット・セーリングの普及等、ヨットに関する全ての活動を推進する組織。

ここでは、
外出自粛制限対象地域に居住の者は、自主的に参加を見合わせること。
とか、
主催者としても、外出自粛要請が解除されていることが準備の要件に入っているなど、この頃は「外出自粛」という措置が厳格でより大きな意味を持っていてたようです。

1年前の今頃ですよね。
まだ、「3密」(密閉・密集・密接)と言われていた頃のもので、2021年版を作らないとだめかも。


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