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【Disney+】『マーキュリー・セブン』のついでに “宇宙もの” の連続見

かなり実話

『マーキュリー・セブン』は、有料動画サイト【Disney+】で公開されているドラマ。シーズン1は、全8話。
アメリカの有人宇宙飛行の第1弾、一人乗りのマーキュリー計画に搭乗するために集められた宇宙飛行士7人の物語。

The Right Stuff | Official Trailer | Disney+
404エラー|ディズニープラス - ディズニープラス

前に紹介した、【AppleTV+】でやってる宇宙もの『フォー・オール・マンカインド』

こちら↑は、アポロ11の前にソ連が有人月着陸に成功してしまった……というフィクションでしたが、こちら『マーキュリー・セブン』は実際にあったお話で、原題は『The Right Stuff』。7人全部実名で出てくるのですが、ドキュメンタリーではなく、「脚色されたドラマです」という注釈が入ります。

当時はソ連との宇宙開発競争が激化しており、これがまた、初の人工衛星も初の有人飛行もことごとくソ連に先を越されており、焦る米国。
7人の宇宙飛行士の中でも、誰が一番先に宇宙に行くかという競争の中で、どこまでが真実でどこからが創作なのか、かなりドロドロした人間関係が描かれております。

なんたって、ディズニー

先にご紹介した【AppleTV+】の『フォー・オール・マンカインド』もシーズン2が公開されました。これがまた、面白いっす。
あ、あちらに出てくるゴードー・スティーブンスって、マーキュリー・セブンの1人であり実在の人物ゴードン・クーパーをモデルにしている……というか、イメージしたキャラクターじゃないのかなぁ。ニックネームが同じゴードーで、夫婦揃って宇宙飛行士で、という。

さて、あちら、【AppleTV+】のオリジナル作品はどれも画面構成もテーマもズシンと重いものが多い、という印象です。
「えーっ、ここで不倫しなくてもいいんじゃね?」 みたいなストーリー展開が良くある。

対してこちら、【Disney+】は、なんたってウォルト・ディスニーですから。安心して見てられるだろう。と思いきや、こちら『マーキュリー・セブン』も結構ドロドロで、それもほぼドキュメントの体なので、どこまでが真実でどこからが創作なのか。ご本人達はすでに皆さん亡くなっているとはいえ、その子孫の方々からしたら、どうなんだろう。

というところで、
【Disney+】には、別に『マーキュリー・セブンの真実』というドキュメンタリーもありまして、こちらは完全ドキュメンタリー。ドラマの『マーキュリー・セブン』を見た後に見ると良いかな。

別に『アポロ:ミッション・トゥ・ザ・ムーン』というドキュメンタリーもあり。
こちらは、【AppleTV+】の『フォー・オール・マンカインド シーズン1』『同、シーズン2』の間に見ると良いかな。と思いました。

銀河の彼方へ

さらに、【Disney+】には、『スターウォーズ』も全作あります。

第1作の『スターウォーズ 新たなる希望』が1978年日本公開。これだけは映画館に行って見た覚えがあるんだけど。ほとんど記憶が無くて。
自分で選ぶ映画のナンバーワンは、『ジョーズ』だと思ってます。これが日本で公開されたのが1976年。
はい、『ジョーズ』はパニック映画じゃなくて、海のロマンなのであります。そのあたりはまた別に。

ここは、
よーし、この際だから宇宙ついでに『スターウォーズ』全作見るぞぅ。
……って、見る順番が難しいんですね。
ストーリーとしては、1999年の『ファントム・メナス』が第1話だそうで。
一番最初に公開された『新たなる希望』は第4話にあたるんだそうで。ヤヤコシイ。

というより、
昭和30年(1955)生まれのワタシら世代からすると、どうも『スターウォーズ』の世界観──遠い銀河系の彼方の帝国みたいな部分になかなか没入できないんだよなぁ。世代の問題か? うん、世代の問題だろうなぁ。

昭和30年(1955)生まれのワタシら世代にとっての宇宙とは、、、
マーキュリー計画が7歳の時。
アポロ11号の月着陸時は、14歳。
……と、青春というか、子供時代に現実の宇宙開発が行われていて、ここんとこはSFじゃ無いわけ。フィクションだったものがまさにリアルな科学として目の前で実現されていくという。
実際にどうやって月に着陸して地球に戻ってくるのか。そんな技術情報が毎日のように目に耳に入ってくるわけで。少年誌なんかでも、ですよ。子供の科学として「NASAで開発したXX」みたいのがぞろぞろ紹介されていたわけで。
中学の修学旅行は大阪万博で、月の石を見ましたから。本物を。
「で?」という感想をも味わいましたから。

昭和30年(1955)生まれは、アポロ世代──NASA的科学の世代といっても良いのかも。

となると、アニメより模型。
テレビドラマだと、『サンダーバード』(1965-1966)なんか、もうワクワクしながら見てました。
あれ、アニメじゃないから良かったんだと思う。

『サンダーバードのテーマ』 日本語フルバージョン THUNDERBIRDS

で、宇宙より海。
『原潜シービュー号』(1964-1968)なんてのもあったなぁ。

宇宙飛行士に憧れた覚えが全くないのです。
『わんぱくフリッパー』(1966-1968)

1966 わんぱくフリッパーOP日本語

とか、
『ギリガン君SOS』(1966-1967)

ギリガン君SOS~日本語版オープニング復刻版

なんかの影響で、ヨットの世界に身を置くことになったのかも。

と、5歳-15歳位の少年期に感じる世相というのは後に大きく響いてくるんだろうなぁ。と、一連の宇宙物を立て続けにやっつけて、思い至ったわけ。

アポロ世代を年表にまとめると

マーキュリー計画が公式に承認されたのが、1958年。
ワタクシ、昭和30年(1955)生まれなもんで、まさに同世代。
以降、年代順に並べると、、、

  1955/05 俺誕生
1957/10 ソ連 世界初の人工衛星地球周回軌道へ打上げ成功
1958/01 米初の人工衛星を地球周回軌道へ
1959/09 ソ連の人工衛星が月面到達
1961/04 ソ連 世界初の有人地球周回
1961/05 米初の有人弾道飛行で大気圏外へ
1962/02 米初の有人地球周回
 1962/05-08 堀江謙一、太平洋一人ぼっち
 1964 東京オリンピック
1965/03 米 2人乗りのジェミニ3号
 以降、1966年のジャミニ12号まで、宇宙遊泳やランデブー、ドッキングなど、アポロ計画に必要な様々な技術を試す
  1965年/05 俺10歳
1966/04 ソ連 世界初の月軌道周回人工衛星打ち上げ成功
 1968/06-1969/04 ロビン・ノックス=ジョンストンがヨットで無寄港世界一周
1968/10 3人乗りのアポロ7号 初の有人地球周回
1968/11 アポロ8号 有人月周回軌道から帰還
1969/07 アポロ11号 有人月面着陸、帰還
 ソ連 2人乗りのボスホートを経てソユーズへ
1970/04 ソ連 無人探査機月面軟着陸、岩石標本を採取し帰還。
1972年12 アポロ17号が最後の月面着陸。
 以降、宇宙ステーションのスカイラブ計画に。
  1975/05 俺20歳
 1976/01 『ジョーズ』日本公開
 1978/06 『スターウォーズ 新たなる希望』日本公開
      以降、1980、1983、1999、2002、2005 と続編公開

 1995-1996 『エヴァンゲリオン』

スターウォーズ世代は

うちのカミさんは1967年生まれ。一回り(12歳)違うんですけど、基本的に好みも話も合うんですよね。他に付き合っている友達にもこの世代が多い。
ところが、10歳上の人(団塊の世代)とはどうも価値観が違うよなぁ、と思う。
ワタクシ、共産主義革命を起こしたいなんて、ひとっかけらも思ったことないし。
10歳下とは、話もはずむのよね。

と、ずっと思っていたんだけど、
今回、アポロ系のドラマを見た後、『スターウォーズ』を見てどうもピンと来ず。
これはどういうことなのか?
どうやら根本的にここ、
「アポロ計画が目の前でライブで進行していたか否か」
で、世代間ギャップあるのかもなぁ、と思い至る。
彼ら(一回り下世代)が生まれた時は、すでに月に人類が行ってたわけで。そんな世代の人から見る『スターウォーズ』は、また違うんだろうなぁ。と。

その点、
こちらアポロ世代は、ピンクレディーよりキャンディーズ。ドリフなら、志村けんより荒井注。というか、『8時だよ全員集合』より『オレたちひょうきん族』。
って感じで育ってきたというか、暮らしてきたわけで。

そうそう、『ディズニーランド』ってテレビ番組もあったのです。
日曜の夜8時からだったか? 調べたら、1958/08から1972/04まで、日本テレビ系列で放映……ですと。

ディズニーランド (テレビ番組) - Wikipedia

プロレス中継ともからんで、いろいろあったんdあなぁ。テレビ放送自体が黎明期か。
放送内容まで出てる。

ディズニーランド (テレビ番組)の放送一覧 - Wikipedia

まとめ。
【Disney+】はラインアップの一覧性が悪いので分かりにくいけど、アップされている作品数はかなりの数、ジャンルも多彩。これで月額770円はイケテルと思う。66歳のオッサンにとっても、見るものアリ。いや、頑張って『スターウォーズ』全部見るぞう。

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