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【VG2020】〈GROUPE APICIL〉Damien Seguin

初出場のダミヤン・セギャン(Damien Seguin)は、41歳のフランス人です。

「the Route du Rhum 2018」のIMOCA60クラスにこの〈APICIL〉で出場、6位に入っています。Class40でも結果を出したようですが、元はディンギー、パラリンピックの2.4mR級で、
2004 アテネ 金
2008 北京 銀
2012 ロンドン 4位
2016 リオ 金
と超人的な戦歴を残してきた人です。

2.4mR級っていうと、こちら。

2.4 Norlin OD Medal Race | Para World Sailing Championships: Sheboygan, USA

生まれつき左手が無いというダミヤン・セギャンですが、両手があっても1人で乗るのは大変なこの外洋モンスターIMOCA60をな、片手で扱うとは。なんたる……。

名艇の系譜

艇は、2008年進水の元〈DCNS〉。Groupe Finot-Conq設計、Multiplast建造のカンティングキール+ダガーボード艇で。2012年には、映画『ターニング・タイド 希望の海』(原題:En solitaire)の撮影でモデル艇として使われてます。
「ヴァンデグローブ 2016-2017」では、Eric Bellionが乗って9位。
そして、GROUPE APICILがスポンサーに付き、ジャン・ルカムがテクニカルチームを引き受けてダミヤン・セギャン用に整備された……つまり、ノン・フォイラ-のサラブレットといったらいいのか。

こうして見ると、デッキ形状からして旧世代感は否めません。が……。

ノンフォイル3羽カラス

スタートの翌日にはトップに立ち、スペインの沿岸ギリギリを攻めるなど、タクティカルな走りで上位艇団にくらいつき、この原稿を書いている11月17日時点で10位のフォイル艇とぴったり並走する11位。フォイル艇に負けていません。
ジャン・ルカム、バンジャマン・デュトル、と並ぶ、ノンフォイル3羽ガラスの一角を占めています。

ヴァンデグローブのすごいところは、男でも女でも、片腕でも、一切お構いなし。同じ扱いなところ。
艇も、フォイルがあろうが無かろうが、いっしょくただし。

そしてこちら、ダミヤン・セギャン。片腕が……というより、2008年進水のこの艇のほうがハンディキャップ大きそうなんですが。これですよ。すごい。

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